大好きなショコラ | Chocolat★Diary

大好きなショコラ

2015年のスタート。お正月は実家に弟家族と私たち家族が集まり、賑やかに過ごしました。そんな中、17歳のショコラは静かに横たわり、何を考えていたのかな。寝ている時間が起きている時間より多くなり、ショコラと言えば、の、尻尾を真っ直ぐ上げてフリフリ歩く姿も見られなくなっていました。夜になり、私たちが帰る時、体を動かすのも出来なかったショコラが、いつの間にか体勢を変えて、玄関にいる私たちを見ていました。

そしてそれから約一週間後の連休中、母から連絡があり、ショコラの様子がおかしく、もうだめかもしれないと。連休最終日にショコラに会いに行きました。ショコラは横たわりながら、ゆっくり呼吸をしていました。大好きだよ、と何度も伝え、痩せ細ってしまった体を何度も撫でました。夜になり、私たち家族も帰らなくてはいけない時間になり、ショコラにまた、大好きだよ、またおしゃべりしに来るからね、また明日来るからね、と顔を近付け、顔を、頭を、頬を、そして背中を撫でました。顔を上げることもなかなか出来なくなっていたショコラ、その時顔を少し持ち上げ、私の目を見つめてくれました。母も夫もその様子に驚いていました。そして実家を後にし、帰宅。それがショコラとの最後のお別れでした。帰宅して程なくして、母から電話。泣きじゃくりながら、ショコラが息を引き取ったことを伝えてくれました。

私が帰る時に、きっと私に話しかけてくれてたんだね。最後の力を振り絞って。大好きなショコラ、天国で元気に走り回り、私たちの事を見守っていてね。沢山の幸せをありがとう、大好きです。